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ちとせグループが協力する東京大学OEGs育成プログラム主催の新講座、微細藻類を基点にこれからの産業を提案する「共生型新産業創出コロキウム」が開講しました

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10月10日(木)、東京大学 大学院農学生命科学研究科・農学部 One Earth Guardians 育成プログラム(※)主催の、微細藻類を基点にこれからの産業を提案する新講座「共生型新産業創出コロキウム」が開講いたしました。

本講座は、今まさに活用が期待されている「微細藻類」に注目し、環境と調和し共生しながら人々の well-being を叶える「共生型新産業」の創出に資する人材を育成することを目指す講座です。微細藻類を題材に、講義のみならずハンズオン実習やワークショップ、フィールドワーク等を実施予定で、実際の産業の現場での学びや交流の機会を得られる内容となっており、微細藻類を基盤とした新産業を構築するMATSURIプロジェクトを主導しているちとせグループ(以下、ちとせ)は、本講座に全面的にご協力させていただいております。

初日にはオリエンテーションが行われ、講座についての説明や受講者同士の自己紹介、そしてちとせグループ代表 藤田よりスピーチをいたしました。

藤田は受講生に対し、「「藻が」という主語が大きい状態で議論をするから藻類産業が始まらない。今回の講座を通じて解像度が高い議論ができるようになってほしい。そのための協力は全部する。」「「生産コスト」と「販売価格」を、分けて議論をしてほしい。どのようにしたら藻類バイオマスが安く生産できるかを勉強するとともに、どうしたら藻類バイオマスの価値を認めてくれる人が増えるのかという議論もして欲しい。どうしても後者の議論が日本の大学は苦手なので、社会人の参加者を中心に建設的に、どのようにして付加価値をつけるかという議論をしてもらうことを期待している。」とお話しいたしました。


10月17日(木)の第1回目講義では、ちとせグループ執行役員 Chief BioEngineer 星野が「微細藻類の産業利用に向けて」と題し、講師を務めさせていただきました。
エネルギー消費の現状から、なぜ藻類を使用して光合成でエネルギーを生産するべきなのか、そして微細藻類の大規模生産に対しての課題や可能性について講義させていただきました。
講義中のみならず、講義後にも受講者から多くの質問が飛び交い、有意義な時間となりました。


※One Earth Guardians育成プログラムとは、2017年12月に東京大学大学院農学生命科学研究科が、100年後、人類が地球上のあらゆるものと共存していける世界を作るために必要な人材を育成しようと立ち上げたプログラムです。セミナーや講義、ワークショップなどの様々な活動を通じて、新しい価値を創造することのできる「巻き込み力」を持った科学者たち「地球医=One Earth Guardians」を育成するという活動に、ちとせグループは賛同し、協力をしています。


開催概要
日程:2024年10月〜2026年3月
時間:原則木曜5限 16:50〜18:35
会場:東京大学 弥生キャンパス
IMAT(一般社団法人日本微細藻類技術協会)・さが藻類バイオマス協議会・C4(Chitose Carbon Central Capture)へのフィールドワーク有

登壇予定
◯ちとせグループからの登壇予定
・2025年1月9日(木)ちとせグループ執行役員 Chief Innovation Officer 笠原堅 「藻類バイオマスの用途開発」について(2024年10月24日より変更となりました)

◯MATSURI参画企業様からの登壇予定
・2025年1月30日(木)株式会社資生堂 ブランド価値開発研究所 開発推進センター原料開発室 室長 小口希様 「化粧品原料の開発」
・2025年2月6日(木)武蔵塗料ホールディングス株式会社 代表取締役社長 福井裕美子様「バイオマスペイントの普及」

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