4月9日(木)、ちとせグループはMATSURIの産業構築パートナーである日本ゼオン株式会社(以下、ゼオン)とMATSURIの活性化を目的としたクローズドイベントを開催いたしました。
写真左から、ちとせグループ CFO 今井正之、日本ゼオン株式会社 執行役員 研究開発本部長 赤坂昌男 様、研究開発本部 総合開発センター長 高橋和弘 様、ちとせ研究所 執行役員CIO 最高イノベーション責任者 笠原 堅、Tech & Biz Development Div. Senior Manager 大嶋俊介
第一部の講演会では、まず、ちとせ研究所執行役員CIO 最高イノベーション責任者 笠原 堅よりちとせグループのバイオエコノミー実装への取り組みや技術の紹介、MATSURIの意義などについての説明を行い、続いてTech & Biz Development Div. Senior Manager 大嶋 俊介より藻類由来の成分から生成され得る原料の可能性、両社で取り組む事業の進捗状況についての説明を行うことにより「なぜちとせか」「なぜMATSURIか」を広くゼオン社員の皆様にご理解いただく時間となりました。
会場では20名、オンラインからは各事業所や本社から60名を超える方々に参加していただき、会場では講演中から活発な質問が飛び交い、講演後にはオンラインと会場から次々と質問が寄せられるなど、予定時間を超過するほど盛況な質疑応答となりました。自社が取り組んでいるプロジェクトを単に理解するということではなく、それぞれの立場、技術に落とし込んで「何ができるか」という視点での質問や議論により、新たな可能性に繋がる発展的な講演会となりました。
第二部の座談会では、藻類でスーパーフードの王様と呼ばれる「スピルリナ」を使用したスムージーやお菓子、藻類を使用したサンプル品をご紹介しながら藻類を体感していただき、その用途の広さと魅力について率直な感想や、用途についての意見を自由に語り合いました。
その後、センター内に併設された飲食施設「ずぃ〜ぷらざ」にて懇親会を開催いただき、スピルリナの入った玉子焼きと筍と烏賊の和え物が懐石料理の一品として提供され、和やかな雰囲気のもと、より一層の懇親を深めることができました。
概要
日時 :2024年4月9日(火)14:00 ~ 17:00
会場 :日本ゼオン株式会社 総合開発センター講堂とオンラインのハイブリッド開催
【第一部】講演会
テーマ:藻類産業構築プロジェクトMATSURIにおけるC4、C5由来原料の可能性
~光合成基点で炭素循環を実現するバイオものづくり~
登壇者:株式会社ちとせ研究所 執行役員 CIO 最高イノベーション責任者 笠原 堅
株式会社ちとせ研究所 Tech & Biz Development Div. Senior Manager 大嶋 俊介
【第二部】座談会
スーパーフード「スピルリナ」の試食と藻類サンプル製品の紹介
コピーされました